老後資金が足りない場合の対策【リバースモーゲージを活用しましょう】

老後は2,000万円必要と言われてるけど、絶対貯められない…

老後資金が底尽きた…どうしたらいい?

年金支給額は年々減少していて、さらに人生100年時代と言われていますよね。だからこそ政府は「老後に2,000万円は準備しておきましょう」と言っているワケですが、まもなく定年を迎える人にとっては「早く言ってよ!」と思っていることでしょう。

そこで活用したいのがリバースモーゲージです。持ち家のない賃貸の方には活用できませんが、老後資金の確保の手段として知っておくといいですね。似たような制度で、リースバックというものも出てきました。

高齢者は収入が年金のみになってしまうと、医療費・介護費など「現金」が足りなくなるケースが多発しています。資産である自宅を活用し、その「現金」を手に入れるために考え抜かれた、素晴らしい制度です。

今回はこのリバースモーゲージとリースバックについて、さらに制度の注意点までご説明していきますね。

リバースモーゲージとは?

リバースモーゲージは、自宅を担保にして金融機関から融資を受ける、という制度です。生きている間はその自宅に住み続けられ、利息だけ払えばOKで、死亡したら自宅を売却して元本の返済に充てられます。質屋と同じシステムです。

リバースモーゲージを利用するときの注意点はこちらです。

  • 借入金はほぼ何に使ってもほぼOKだが、事業資金などの生活費以外には利用できない。
  • 根抵当権を設定したローンなので、自宅の所有権は移転しない。
  • 推定相続人の同意が必要。

基本的に、家の所有権は最後まで自分なので、融資額分を返済して残った売却金額は相続が発生します。リバースモーゲージを利用するときには、子供などの相続人の同意が必要なので「売りたくない!」と拒否られたら、利用できません。

こんな場合に利用したい!

  • 一時的にまとまったお金が必要(リフォーム・介護施設の入所など)
  • 預貯金を取り崩したくない。
  • 生活費が年金だけでは足りない。

リバースモーゲージのデメリットとトラブル!これに注意しましょう。

  1. 担保物件の値下がり借入中に「借りた額-担保評価額」の返済を求められる場合も有り!
  2. 死亡時の返済に、相続人が「現金で返済」or「担保の家を売却」のどちらかになるので、相続人の負担が大きい
  3. 長生きしすぎて限度額に達し、融資がストップしてしまう

リバースモーゲージを申し込んだ時点での担保評価額を元に融資限度額が決められるので、その後に物件が値下がりしたら逆にお金を払わなければならないケースもあります。

リバースモーゲージは利用者の生存中の為の制度なので、その後の返済などの手続きなどは相続人に負担がかかります。家を担保にしているだけなので、現金を用意して返済すれば、自宅はそのまま売らずに相続もできます。しかし、相続しても住まないのであれば、固定資産税などの維持費もかかるので、売却する方が賢い選択かもしれません。

さらに長生きしすぎると融資も止まりますので注意が必要です。年金とは違うので、リバースモーゲージとは別に長生きリスクにも備えておきたいですね。

リースバックはリバースモーゲージとどう違う?

リースバックは、自宅を買い取ってもらい、家賃を払いつつそのまま住むことができるシステムです。売却と賃貸借ですね。

リバースモーゲージと大きく違う点は、「事業用資金に利用できる」点です。リースバックは自宅以外にも所有している工場や事務所なども対象にしている金融機関も存在します。

事業用はもちろん、子供がいない、子供が家をいらないと言っているなどの場合に活用したいですね。

リースバックは税金がかかります!

リースバックは自宅を売却するので譲渡所得がかかります。しかし、条件があてはまれば「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」を受けられます。

対してリバースモーゲージは、税金はかかりません。ローンの分割受取は課税されません。しかし、所有権は自分なので、固定資産税などは引き続き払う必要があります。(リースバックは固定資産税はない)

リースバックは逆に損する場合がある!

自宅を売却した後は賃料を払い続けなくてはいけませんよね。長生きしてしまうと、売却で得た金額よりも高い賃料を払うこともあります。

さらに、ローンの残債がある場合、ローンの残高よりも売却価格が低いと利用できませんのでご注意ください。

高齢者の親を持つ人は知っておきましょう

ぶっちゃけ、この手のカタカナ用語は高齢者には理解しがたいですよね。だからこそ、この制度を謳った詐欺なども存在しているはずです。これを止められるのはその子供ぐらいですよね。

「私には関係ない、まだ先の話だから」ではなく、自分の親の資産を守るためにもきちんとした知識を持っておきたいですね。

お役に立てますと幸いです。

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