注文住宅にしたけど、設計とかよく分からない…
外観を迷い過ぎてよく分からなくなってきた…どうしたらいい?
注文住宅ならではの楽しみは“自分でカスタマイズできる”ことですよね。
しかし私の場合、あまりにこだわりがなさ過ぎて、設計も外観もよく分からず思考停止になってしまいました…
そんな私でも、何とか打ち合わせをこなし、理想の家に住めるようになりました。
今回は、注文住宅での設計と外観の打ち合わせの進め方をベースに、後悔しない選び方をご紹介していきます。
設計は一番こだわろう
注文住宅って、土地の広さぐらいしか縛りがないので、逆にどうしたらいいか分からないですよね。
私が体験した中で、とりあえずやって良かったのは
何でもいいから「こうしたい」「ああしたい」を担当の建築士さんに全部伝える!
ということです。
私がこだわったポイントはこちらです。
- 収納多め
- 和室は絶対
- 玄関横にコートなどを掛けるミニクローゼットが欲しい
- 西側の窓は少なめに
- 物干しスペースが欲しい
- リビングは入り口を二か所にして、廊下を回れるようにしたい
他にも旦那のこだわりポイントはこちらです。
- プラモ作り部屋が欲しい
- とにかく寒くない家にしたい
これを踏まえて建築士さんに設計してもらいました。
しかし、当たり前ですが部屋数や収納が増えると金額も上がります。よって、旦那のプラモ部屋は断念しました。さらに収納も第一設計図より2か所減らしてもらいました。
我が家は東北なので断熱性能アップにはこだわりましたね。実際にやってもらったことはこちらです。
- 窓を断熱性能の高いトリプルガラスにした
- 窓を少なめ、小さめにした
- ベランダは外に飛び出さないように、建物内に入るようにした
さらにシーリングファンを付けて、暖房効率を上げました。これは付けて良かったです。夏も扇風機代わりになるので快適です。
床暖房も入れたかったですが、設備自体の金額が高すぎる上に電気代がえらいことになるのでこれも断念しました。
そして、この設計打ち合わせでよくあるのが
もし、旦那と奥さんの意見が対立した場合はどうしたらいいの?
という問題ですよね。これはもう、奥様の意見優先で進めましょう!!
ちゃんと言うなら、「家にいる時間が長い人の意見を優先」した方がいいです。または「家事をメインでする人」ですね。外で働いている人はあまり家にいないですから、意見は受け流す感じでOKです。
特に男性は、設備や見た目などにこだわる人が多いですが、実際に住みやすい家にするには「機能性や動線が重要」になってきます。
どうしても譲れないこだわりがあるなら、建築士さんの意見も参考に相談して決めましょう。
設計は今後変えることができません!よーく考えましょう!
正直、外観や内装などは後からリフォームなどでお直しはいくらでもできます。しかし、部屋の配置などは変更はできませんよね。ここだけは本当にこだわった方がいいですよ。
さらに、設計打ち合わせ終了時に最終的に図案に印鑑を押して承認されたら、着工してなくても基本的に変更はできません!
変更できなくもないですが、変更1か所につき15万円ほど徴収されます。(工務店によって金額は異なる)お気を付けください。
外観
外観は「外壁」が一番メインになってきますが、他にも決めなくてはいけないことはたくさんあります。
外壁の選び方記事注文住宅の外壁はガチで悩む…ニチハのフュージェに決めた理由【選び方体験談】
- 屋根の形
- 窓の大きさ
- 水栓の位置
- 玄関
- ベランダの手すりのデザイン
屋根の種類
意外と「屋根の形」は悩みました。種類は大きく分けて4つです。
- 切妻(きりづま)屋根
- 寄棟(よせむね)屋根
- 片流れ屋根
- 方形(ほうぎょう)屋根
他にも種類はありますが、知ったところで混乱するだけなのでこの4つで十分です。
周囲の家を見れば分かりますが、切妻と片流れが多いですね。屋根のてっぺんは見えませんので、寄棟でも方形でもあまり変わりません。重厚感のある家にしたいなら、寄棟がお勧めです。
ちなみに我が家は片流れにしました。
玄関
玄関の見た目によって、かなり雰囲気は変わってきます。玄関は出入りで毎日見ますから、こだわりましょう。
モダン、ナチュラル、和風、引き戸など、種類はたくさんあります。
必ず外壁の色や雰囲気に合わせて選んでください。統一感が大事です。
鍵はオートロックにしたり、カードキーにしたり変更も可能です。その場合、取っ手の部分のデザインが変わりますので、それも考慮しておきましょう。
あなたのわがままを建築士さんに伝えよう
まとめますと「住む人のわがままを全部伝えて、変えたいことはどんどん意見していこう」ということですね。
一生住むのですから、とことんこだわっていきましょう!でも、予算オーバーにならないように気を付けてくださいね。
お役に立てますと幸いです。